ダイソーの投げ釣り仕掛けでカレイを狙ってみる。

 皆さんお馴染みの100円ショップのダイソーには、なんと釣り具も売っています。100円のメタルジグやエギなど、気になる商品がたくさんラインナップされています。今回は、カレイ釣りに行く予定があったため、ダイソーの投げ釣り仕掛けを試しに使ってみることにしました。

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ダイソーの投げ釣り仕掛けを買ってみた

 近所のダイソーに行ってカレイの投げ釣りに使えそうな仕掛けが有るかどうか探してみたところ、ありました、その名も「投げ釣り仕掛け」。そのまんまの分かりやすいネーミングに好感が持てます。近所の店舗に置いてあった仕掛けのサイズは6号、7号(2本針x3セット)、10号(3本針x2セット)の三種類でした。


 


 ダイソーの公式通販ダイソーネットストア(こちら)で調べたところ、2本針×3セットのものは6,7,8,9号がラインナップされており、3本針x2セットの物は8~12号がラインナップされているようです。カレイ狙いならば11号か12号が良さそうですが、近所のダイソーには売っていなかったので今回は10号を購入してみました。

 ハリス2号、幹糸4号とカレイ狙いには若干細めですが、まあ何とかなるでしょう。ハリス、幹糸ともに素材はナイロンのようです。仕掛けの全長は130cmと、長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さです。針が少し小さい分、色々な魚が釣れてきそうでそれはそれで楽しみです。

 

 使われている針の形状はシンプルな流線型の針で、軸の部分に餌ずれ防止用の返しがついています。針のチモトのところには特に装飾品等はついておらず、シンプルな投げ釣り用仕掛けといった印象です。


 カレイ釣りだとエサを目立たせるためにチモトに装飾がついている仕掛けが多いのですが、このダイソー投げ釣り仕掛けはそもそもカレイ特化の仕掛けではないのでシンプルなつくりなのは当然ですかね。食いが渋いときなどは装飾がないほうが釣れたりすることもあるそうなので、これはこれでアリでしょう。

さあ、準備万端あとは釣りに行くだけだ!準備しながらあれこれ考えるのも釣りの醍醐味ですよね。



実際にカレイ釣りに使ってみた

 いよいよ実釣に出かけます。東京湾はあいにくの空模様でどんよりしており、今年一番の寒さでした。今回は竿を2本出すので、そのうち一本にダイソー仕掛けを使ってみます。他の竿には、ささめ針 飛炎カレイ、がまかつ カレイダブル誘惑など実績のあるメーカーの仕掛けを使いました。





 
 これのラインナップでダイソー仕掛けで釣れたらすごいぞ、なんて思いながら準備を進めます。天秤は海草遊動天秤、エサはアオイソメを房掛けにしました。さあ、いざキャスト!ワクワクしながらコーヒーを飲んで待つことにしましょう。前に記事にも書きましたが、寒い冬のカレイ釣りには熱々コーヒーが最高です(関連記事はこちら)。



 時々エサを交換したり打ち直したりしながら2時間ほどアタリを待ちますが、一向に魚の気配がありません。そんなとき、ダイソー仕掛けの竿を巻き上げると何やら若干の重みを感じます。何だろう・・・。

ダイソー投げ釣り仕掛けの釣果は!?



 巻き上げてみると、なんとカニが食いついていました。カニの種類はよくわかりませんが、ダイソー仕掛けにセッティングされたイソメをしっかりつかんでいました。

 この日はその後さらに2時間ほど粘りましたが、私の2本の竿に魚の反応は全くありませんでした・・。周囲でサビキ釣りをしている人はちらほら良型のアジを釣っていました。ダイソーさびき仕掛けも買っておけばよかった、と思いながらこの日は納竿となりました。

使ってみた感想

 さて、今回残念ながら釣果は得られませんでしたが、肝心のダイソー仕掛けを使ってみての感想を書かせていただきます。


 まずラインについてです。袋から取り出すと仕掛けには強めにクセがついていました。しかしナイロンラインをしっかり引っ張って伸ばしてやれば、クセは他の仕掛けと同様にきちんと取れました。仕掛けがらみなども起きずに使うことが出来ましたので、その点は特に問題なく使えます。

↑取り出して、クセを取った後のダイソー投げ釣り仕掛け。


 
 次に針です。針はこの日ほかに使ったがまかつやささめの針と比べると、針先の甘さを感じました。爪に針を当ててみたときの刺さり具合や、イソメを刺すときの刺さりやすさなどを比べてみましたが、ダイソー仕掛けは刺さりが悪かったです。


 もちろん、魚が当たったときに全く刺さらないというようなレベルではないのですが、アタリの少ないカレイ釣りのように、フッキングの確率を高めたい時には少し気になるかなと思います。

 針についているエサのずれ止めのカエシについてですが、このカエシのおかげで通し刺しにしたエサがずり落ちることなく使えましたので、これはとても良かった点です。



 最後に、仕掛けに使われているスナップですが、今回使ったものは全く問題なかったです。安い仕掛けにありがちな、一度開けたらきちんと閉まらなくなるようなスナップではなく、普通に使えるスナップでした。


 全体的には、2セット入りで100円というコスパを考えれば十分に使えるアイテムでしたが、針先の甘さが気になりました。数がある程度釣れて、フッキングミスがそこまで気にならないような釣りであれば十分に使いたいと思える仕掛けだと思います。


 しかし、カレイ釣りのように一回の当たりを逃したくないような釣りでは、使うのは少し勇気がいるかもしれません。今回は試しませんでしたが、フックシャープナーで研げば使えるようになると思います。


↓例えばフックシャープナーはこんなものです。ルアーのフックなどが甘くなってきたらこれで研ぎます。



以上、今回は100円ショップのダイソーで買った投げ釣り仕掛けをカレイ釣りに使ってみた感想を記事にしました。ダイソーにはほかにも色々な釣り具が売っているので、またそのうち試してレビューしたいと思います。



 

 
 

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釣り初心者の方へ 希望に合わせてアドバイスします

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