エギングに出掛けたものの、風が強くなってエギングがやりにくくなったり、粘っても全然釣れなかったりしたときに、私はよくブラクリを使った穴釣りやちょい投げ釣りなどに切り替えてカサゴやソイなどの根魚を狙ったりします。
エギングのタックルでそのまま出来るので道具は持っていかなくても手軽に切り替えられるのですが、エサが必要になります。そのために、エギングに行くときも冷凍のサバの切り身などを小分けにして持っていったりしていました。
しかし、エギングの調子が良ければ使わない時もあるのに、持っていくと一度解凍されてしまうので冷凍餌は不便だなあと感じていました。冷凍餌を持っていないときはソフトルアーなどを使うこともあったのですが、どうしても餌よりも釣れにくいので、もっと手軽に持ち歩けるサバ餌があればいいのに・・・。
そんな時に釣具屋でふと見つけたのが今回紹介する常温保存釣り餌、その名も「集魚戦隊サバレンジャー」です。
集魚戦隊サバレンジャーとは
集魚戦隊サバレンジャーは神奈川県小田原市に本社を置く食品会社の株式会社 しいの食品から発売されている、釣り用のサバ餌です。明治27年より食品会社として培ってきた発酵・熟成の技術を活かし、独自の旨み成分を配合した自然にやさしい商品づくりを目指して、フィッシング事業部として釣り餌を販売しています。
このサバレンジャーは、あの有名プロアングラー村越正海さんが監修されており、釣り好きの椎野社長とプロアングラー村越正海さんが共同開発のうえで完成されたそうです。小田原と言えば村越さんの地元になりますので、地元つながりの縁があったのでしょうか。
サバレンジャーの特徴
このサバレンジャーの特徴は、まず何といっても常温保存が可能なことです。保存条件は直射日光、高温（25度以下が望ましい）を避けて保存くださいと記載があり、冷凍や冷蔵が必要ないことが大きなメリットです。常温保存が出来ることで、真夏の昼間を除けば釣りカバンに常備して、欲しくなった時にいつでも使うことが出来ます。
この特徴のおかげで、私のようにエギング中に餌釣りに切り替えたい場合などにはピッタリで、使わなかった場合は開封しなければそのまま持って帰れます。なので、私はこれに出会ってからは堤防でエギングやルアー釣りするときにはカバンにブラクリ仕掛けとともに入れていって、状況や気分によって餌釣りに切り替えたりしています。サバレンジャーのおかげでこのスタイルが、より手軽に出来るようになりました。
このように、手軽にサバ餌を持ち歩きたい、というかたにはサバレンジャーはとてもおすすめです。
2つめの特徴として、強力集魚剤「酒盗パワー」が浸透されており、通常のサバ餌よりも集魚力が強化されている点です。もともと株式会社しいの食品は製品として酒盗を販売しているため、その発酵・熟成技術を生かしてこの集魚剤を開発されたようです。
さらに、餌の厚みがちょうどよい薄さで、水中でひらひらと踊るため魚へのアピール力もあり、釣果に繋がるという意味でもとても使いやすい餌になっています。
私もエギングやルアーで釣れなかったときにも、昨年このサバレンジャーに出会い、助けてもらったおかげでお土産にカサゴを釣って帰れたことが何度もあります。集魚剤の効果なのかどうかは検証していませんが、さすが集魚戦隊、釣り人の正義の味方！！
カサゴはみそ汁にしても、唐揚げにしても美味しいですので、家族にも喜ばれます（次回釣行の許可が得られやすくなります、きっと）。
村越正海さんのテスト釣行を繰り返しながら開発をされているようで、釣行の様子は村越さんの公式YouTubeにもアップされていますので興味のある方は是非見てみてください。
集魚戦隊サバレンジャーの種類と買い方
集魚戦隊サバレンジャーは、餌に色が付けてあり全部で5色が用意されています。また、予めカットされているものと、カットされていないものの2種類があります。私は現場でカットするのも面倒なのでカット済みの物を使う場合が多いですが、好きな大きさに切りたい方はカットしていないものを選んでハサミでカットしましょう。
どこで買えるのかについてですが、神奈川県西部の釣具屋さんだと実店舗で売っているところをよく見かけます。それ以外の地域は店舗で売っているのかどうかはよくわからないため、もし釣具屋さんになければ確実に買えるのは通販です。
椎野食品の公式通販もありますし、Amazonや楽天でも販売されていますので、店舗で見かけない場合はネットでも手軽に購入できます。興味がある方は是非試してみてください。ルアー釣りでなかなか釣れない時には、「助けて、サバレンジャー！」で、皆さんもお土産を釣って帰りましょう！
