【2024年最新】投げキス釣り おすすめ中級タックル1選(本格的にキス投げ釣りを始めたい方へ)

 

 シロギスは釣って楽しく、食べても美味しい人気の釣りターゲットです。時期や場所を選べば、堤防や砂浜からのちょい投げでも気軽に狙えるターゲットですが、本格的に砂浜から狙うとなると、150mを超えるような遠投ができる投げ釣りタックルが必要になります。

 この記事では、これから本格的にキスの投げ釣りを始めていきたい初心者から中級者の方向けに、タックルと道具一式を紹介したいと思います。選んだ基準は、初級者からステップアップして、中級から上級者になっていく過程で長く使える必要十分な性能を持った道具を選びました。数あるタックルの中から選び抜いた1種類を紹介するので、ぜひ参考にしてください。




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【ロッド】広いスイートスポット、「シマノサーフランダー405CX」



 まずは、おすすめのロッドについて紹介します。今回おすすめするのは、シマノのサーフランダー(並継)405 CXです。このロッドは、シマノの投げ竿のミドルクラスに位置するシリーズです。

 サーフランダー(並継)シリーズは、本格的な遠投に必要な竿の反発力を備えつつ、上位シリーズよりも比較的マイルドな曲がり方を特徴としています。このシリーズは、硬い並継の投げ竿のなかでも、比較的胴調子で曲げやすい設計になっており、投げ竿の取り扱いにまだ慣れていない初心者でも、しっかりと曲げやすいロッドです。

 胴調子で曲げやすく、リリースするタイミングも比較的スイートスポットが広いため、初級者から中級者までが扱いやすい設計になっています。初めて投げ竿を使う方は、その硬さに最初は驚くかもしれませんが、このサーフランダーを使いながら慣れていくことで、上級者が扱うようなハイクラスで硬い竿にステップアップするまで、長く使えるロッドと言えます。

 マイルドに調整されているとはいえ、適切に曲げて投げれば6色、7色を超えるような遠投も可能な反発力があります。そのため、本格的な遠投釣りにも耐えられる性能を持っています。

 感度や飛距離などはハイエンド機種には及ばないかもしれませんが、3万円台の実売価格で購入できる点を考えると、本格的な投げ釣りを楽しむのに十分な性能を備えたコスパの良いロッドと言えます。上級者向けの尖った性能を求めない限り、この竿で充分に満足できる性能が備わっています。

 型名の405はロッドの長さ(405cm)を示しており、CXはその硬さ(標準オモリ負荷30号)を表しています。405CXのは、平均的な体力を持つ成人男性におすすめしたい長さと硬さです。

 一般的な体力を有する方にとって、405CXは扱いやすく、遠投にも適しています。ただし、体力やパワーが不足している場合は、より柔らかいタイプのロッド(例: DX、EX)を選ぶことをおすすめします。

 

 基本的には405の長さがバランスのとれた良い選択です。しかし、もし体力やパワーに自信がないと感じる方は、385を選んでも良いと思います。一方で、425の長さは砂浜でのキスの投げ釣りにはあまりメリットがないと考えられるため、おすすめしません。



【リール】軽さとスムーズな回転、「シマノ18サーフリーダーCI4+ 35極細 」




 次にリールです。おすすめのリールはサーフリーダーCI4+ 35 極細です。サーフリーダーCI4+はシマノのドラグ無しモデルの中ではミドルクラスの価格帯で、HAGANEギア、X-SHIP、NEW CI4+ローターなどの充実した機能が搭載されています。


 キス釣りのリールで重要なのは、軽さと巻きのスムーズさ。そして、巻き取りのパワーも意外と必要です。

 軽いリールほど飛距離がアップしやすく、巻きがスムーズなほど感度が向上します。キス釣りではキスの当たりや海底の変化を手元で感じることが大切なので、スムーズな巻き心地も重要です。

 サーフリーダーCI4+のベアリング搭載数は5個で、上位機種よりは少ないですが、それでもX-SHIP搭載によりスムーズでパワフルな巻き心地を実現しています。ハンドルノブにはベアリングを追加することも可能で、実売で2万円台という価格を考えると非常にコスパが高いです。デザインも高級感があり、全体的にコスパが高いリールと言えます。

 スプール径の違いで30と35がありますが、本格的に投げ釣りをする方には35をお勧めします。35はスプール径が大きいため、糸の放出抵抗が小さくなり、飛距離が伸びます。また、糸の太さによって細糸モデルか極細糸モデルを選ぶことができます。キス釣りでは0.8号以下のPEラインを使うことが一般的なので、PE0.8号が200m巻ける極細糸モデルが適しています。

 このように、サーフリーダーCI4+は高いコスパを持つリールで、入門者から上級者まで長く使えることを自信をもってお勧めします。


【ライン】遠投の妨げをなくす、「ゴーセン テクミーテーパー砂紋 4色分け 213m 0.8-6号」


 おすすめのラインは、ゴーセンのテクミーテーパー砂紋4色分け 213m 0.8-6号です。キス釣りではPE0.8号以下の細いラインが一般的であり、そのまま投げると負荷で糸が切れる危険があります。

このため、指にかける部分には「力糸」と呼ばれる6号程度のテーパー糸を結んで使用しますが、「テクミーテーパー砂紋」は初めから先端がテーパーになっており、力糸を結ばずに使用できます。結び目がないため、ガイド抵抗が少なく飛距離が向上します。

 「テクミーテーパー砂紋」はコーティングによりガイド抵抗に配慮された設計ですが、同時にしなやかさも備えています。0.8号が標準的な太さですが、根がかりのない場所や飛距離を重視する方は0.6号や0.4号も選択肢として考えられます。糸を1段細くすることで、場合によっては飛距離が半色ほど伸びることが期待できます。




【シンカー】地形を感じる、「ダイワ フロートシンカー」



 おすすめのシンカーとして、ダイワフロートシンカーがあります。このシンカーは浮力が高いため、砂を引きずってくる際に砂にあまり沈まず、それにより引き抵抗が少なくなります。そのため海底の地形などを把握しやすくなっています。

 海底の地形を正確に把握することは、キス釣りにおいて非常に重要です。ダイワフロートシンカーの特性がその地形把握をサポートし、釣りが楽しくなります。さらに、このシンカーは感度も高く、キスの当たりを確実に感知できるので、釣果向上につながります。

 色は白とグリーンがありますが、どちらでも同じなので好きなほうを選んでください。

 

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